観るかどうか悩んでいた「宇宙兄弟」ですが、原作は大好きなので
たまっているポイントで観れば面白くなくても損した感じが少ないだろうと行って参りました。
夕方から見に行ったのですが、さすがゴールデンウィーク、けっこうな入りでした。
普段、平日の午前中に観ることが多いのでちょっと人酔いしそうです。
ムッタ役の小栗旬が気になっていたのですが、見始めてしまえばあまり違和感もなく
終わりまで見られました。
中年、といってもまだ31歳のムッタが上司に頭突きをして会社を首になり、
それから子どもの頃の夢だった宇宙飛行士を目指す物語です。
夢を実現した弟に劣等感を感じながら生きてきたムッタが忘れていた夢を思い出し、
実現していく課程を描いているのですが、原作よりムッタの良さというか発想力が
描かれていないので、700人から選ばれた人?という感じになってしまいました。
最後はバタバタと”宇宙兄弟”に持って行かれちゃってヒビト奇跡の生還は言葉のみ、
ムッタ宇宙飛行士は突然現れちゃうし、2時間にまとめるにはこれしかないのでしょうけど
いきなり感は否めませんでした。
でも、思ったより小栗ムッタと岡田ヒビトは似合っていて楽しめました。